毎日洗ってるのに頭が臭いと、気分が滅入ってしまいますよね。
この記事では、頭のニオイに困った経験がある私が、原因の正体と“今日からできる”対策をわかりやすくまとめました。
予洗い・すすぎ・速乾・接触物ケアの4本柱で、夕方のモワッと感をスーッと軽くできます。
読めば、シャンプーの量や乾かし方、枕や帽子の扱いまで、ニオイが出にくい生活設計が完成します。
数日で「朝の枕のニオイが減った」「夕方も前髪が気にならない」未来に近づきますよ。
毎日洗っているのに頭が臭い原因は?
まず毎日洗っているのに頭がにおってしまう原因についてご紹介します。
皮脂の酸化と常在菌の関係
毎日洗ってるのに頭が臭いと感じるとき、まずカギになるのが「皮脂」と「常在菌」のコンビ。
皮脂は頭皮を守る大切なバリア成分なのでなくてはならない存在なのだけれど、空気や紫外線、そして時間の経過で酸化すると、ツンとした油くさい独特のニオイに変化します。
さらに、頭皮に住む常在菌(マラセチアなど)が汗や皮脂、角質を分解する過程でニオイ物質が生まれてしまうんです。ただ菌そのものが悪モノなのではなく、環境によって増えすぎたり、ニオイ物質がたまってしまうことでニオイが強くなるということです。バランスの問題というわけですね。
皮脂酸化は、単に「皮脂が多い=臭う」ではなく、「酸化しやすい状態になっているか」がポイント。
たとえば洗髪後にドライヤーをかけるまで長い時間濡れたまま放置すると、頭皮の湿度と温度が上がって酸化や菌の代謝が進みやすくなります。
汗をかいたあとの帽子やヘルメットの蒸れも同じで、密閉と温度上昇が続くと、酸化臭+生乾き臭みたいな複合的なニオイになりやすいです。
常在菌は肌の味方でもあるため、洗いすぎると皮膚バリアが乱れてしまい、かえって「ニオイやすい頭皮」になってしまいます。
強めの洗浄剤で毎日ガシガシと洗ったり、二度洗いを日課にしたり、熱すぎるシャワーで長時間すすぐなど、過剰なケアはその時はさっぱりしたように感じても、角層のうるおいまで流して乾燥→皮脂の過剰分泌→酸化の加速という負のループになりがちですので気をつけましょう。
皮脂の質を整えるには、食生活や睡眠に気をつけて、ストレスをためないことも大切。脂質を摂りすぎたり、夜更かしで体内時計のリズムが崩れると、皮脂が酸化しやすくなります。青魚やナッツ、緑黄色野菜を意識した食生活にして、就寝前1~2時間前にはスマートフォンやパソコンは見ないようにすることで体調が整いやすくなり、皮脂の状態が変わっていくのを実感できるはず。
外からガシガシと洗ったりして強めのケアをするよりも、体の中からのテコ入れもしていきましょう。
まとめると、毎日洗ってるのに頭が臭い原因は、落とし方が足りないか、逆に落としすぎか、乾かしが甘いか、生活リズムで皮脂が酸化しやすいか、食生活に問題があるか、というこれらのいくつかが複合してのことが多いです。
原因が見えると対策はシンプルで、髪の毛・頭皮の洗い方を整える、洗髪後は早めに乾かす、皮脂のバランスを整える、生活習慣を少し見直す、というこの4本柱でじわっと変わります。目安としては、数日~1週間で、まず夕方の頭皮のベタつき感が薄れて、次に枕のニオイが気にならなくなるはずです。
洗いすぎ・すすぎ残しの落とし穴
では具体的にどのように洗髪したらよいのか?についてお話します。
頭皮のベタつきが気になると「清潔にしたい=たくさん洗う」という発送になってしまいがち。
実は洗いすぎると頭皮の角層の保湿因子や皮脂膜まで奪ってしまい、頭皮の防御力がダウンしてしまいます。頭皮が乾燥すると、それを補うために皮脂はさらに分泌。洗髪後、数時間もするとベタついてきて、酸化してニオイいやすくなってしまうのです。
しかも頭皮だけでなく、髪の毛そのものも洗いすぎるればキューティクルが荒れて、毛にニオイが吸着しやすくなってしまいます。
また洗髪時にすすぎ残しがあると、シャンプーそのものの香料や界面活性剤、トリートメントの油分が頭皮や髪に残って、時間の経過とともにムレ臭や酸化臭に転じます。特に注意したいのは、耳の後ろ、うなじ、頭頂の渦まわりは泡やリンスが溜まりやすい“ニオイ渋滞ゾーン”です。
洗髪時には、洗いすぎにもすすぎ残しにも気をつけましょう。
毎日洗っているのに頭が臭い!の改善策
では実際に、頭が臭いのを改善する方法をご紹介します。
洗髪時のヘアケア
私のおすすめは「髪の毛をブラッシングして通りを良くしてから、お湯で予洗い1〜2分→シャンプーは地肌に指の腹を使ってやさしくマッサージ→すすぎは髪と頭皮にシャンプー剤が残らないようにしっかり2〜3分」という方法。
「地肌を指の腹で洗うのは苦手」という方には、柔らかい素材の頭皮ブラシがオススメ。シャンプー時に軽く頭皮をなでるように梳かすだけで、頭皮への負担が少なくきれいになります。
二度洗いは、整髪料が多い日や運動で汗をかいた日など「汚れが多いときだけ」に限定しましょう。いつも二度洗いしてしまうと頭皮にも髪の毛にも負担がかかってしまいます。
私自身、頭皮のニオイがきになっていた時に二度洗いを毎日していたのですが「よく予洗いをして、シャンプーするのは基本的に一度だけにしたほうがよい」と美容院でアドバイスを受けて、そのようにしたら4~5日で頭皮の状態が落ち着いてきたという経験があります。
私がいま使用しているのは、さくらの森 ハーバニエンス シャンプー&コンディショナーというオーガニックシャンプー。頭皮にニオイに悩まされていた時に出会ったシャンプーで、たまに他の製品に浮気することもあるのですが、結局またこのシャンプーに戻っています。
とても使い心地の良いシャンプーなので、ぜひ一度お試しを♪初回は30日間返金返品保証付きなので、安心して使ってみることができますよ。詳細は当サイト内の下記ページをご覧くださいね。
シャンプーで二度洗いするより、予洗いで8割落とすつもりでシャワーを髪と頭皮にしっかり通すほうが、バリアを守りながら清潔をキープできます。お湯は37〜38℃くらいのぬるま湯がベターで、お湯の温度が熱めだと皮脂を取りすぎて乾燥しやすくなってしまいますよ。
乾かし方とドライヤーのコツ
濡れたままの放置は、頭皮がにおう原因になります。水分と体温で頭皮のミニ温室ができて、菌の代謝と皮脂酸化が進みやすくなるんです。
タオルドライを丁寧にしたら、早めにドライヤーで乾かすようにしましょう。ちなみにタオルは押し当てて水分を移すイメージで、ゴシゴシとこすらないのが鉄則。そしてタオルドライをしたら、アウトバスのヘアオイルorヘアエッセンスをつけましょう。
私が長年使用しているのはラサーナのヘアエッセンス。しっとりタイプとさらさらタイプがあり、さらさらタイプのフローラル&フルーティーの香りが気に入っています。
ドライヤーは「地肌を先、毛先を後」が正解です。まず分け目とつむじ周り、耳上〜耳後ろ、うなじを指でかき分けながら温風を当て、根元をしっかり乾かしてから、中間〜毛先に移動。
温風は近づけすぎず15〜20cmほど離して、小刻みに動かすとオーバードライを防げます。仕上げに冷風を30秒ほど当てると、熱で開いたキューティクルが整って、日中のニオイ付着もダウン。体感で髪がサラッとして、朝のスタイリングもラクになります。
ドライヤーは風量が多く、温度の調整できるタイプがオススメ。
私が使っているのはシャープの約1万円のドライヤーですが、大風量で温度調整が三段階あり、温風と冷風が交互に出るモードも付いているので暑い季節でも汗だくにならずに乾かせるのでとても気に入っています。
最後に、ドライヤー自体のメンテも忘れずに。吸気口のホコリ詰まりは風量ダウンの原因で、乾きが遅くなるとそれだけ生乾き時間が伸びます。フィルターを月1でさっとブラッシングするだけで風が戻って、乾燥時間が短縮。シャープ ドライヤー プラズマクラスター ビューティー IB-NP9なら、お掃除用のブラシもセットになっていますよ。
小さな習慣が、ニオイケアの成功率をぐっと上げてくれるので、今日から「髪の毛は濡れたままにしない!」を合言葉にしていきましょう。
毎日洗っているのに頭が臭い!ヘアケア以外対策
ヘアケア以外の、頭のニオイ対策をご紹介します。
枕・帽子・ヘルメットのニオイ移り
毎日洗ってるのに頭が臭い問題で見落としがちなのが「接触物からのニオイ逆輸入」です。枕カバー、タオル、帽子、ヘルメット内装は皮脂や汗が溜まりやすく、そこに湿気と温度が加わると、ニオイが発生しやすくなります。
朝起きて頭が匂うのは、夜の間じゅう枕のニオイを髪が吸い込んでいるから、なんてことも全然ありえます。毎日きれい洗髪しても、寝具の手入れをしていないとせっかくのヘアケアがもったいないことに…。
枕カバーは理想は毎日交換、少なくとも2日に1回。洗い替えを3〜4枚用意しておけば、日々の洗濯で洗うようにすれば取り替えるカバーがない!ということも防げます。
洗うときは可能ならば酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)に数十分~1時間くらい漬け置きしてから洗濯機で洗うと、皮脂をしっかり分解してくれます。干すときは風通しの良い場所、もしくは除湿乾燥機などの風が出てくる真上で乾かすと良いです。
素材は綿100%のものがおすすめ。安価なもので良いので、枚数を増やして枕カバーを取り替える回数を増やしましょう。
寝汗の多い季節は、休日のお天気の良い日に枕本体も陰干しするようにすればニオイがこびりつきにくいです。室内の場合は、除湿乾燥機の風に当てておくと枕内の湿気がとれますよ。
帽子やヘルメットは、洗えるタイプを選ぶか、汗取りインナーキャップを併用して、使用後は風を通して乾燥させましょう。帽子は洗える素材なら、エマールなどのデリケート洗い用洗剤につけ置きして、シャワーでよくすすいで風通しのよいところで干しましょう。
ヘルメットはアルコール拭きよりも、中性洗剤を薄めてタオルで優しく拭き取り→陰干しが安心。ただ肌が弱い人は、しっかり洗剤成分を拭き取らないと肌荒れの原因になってしまうのでご注意を。
お手入れのポイントは「頭皮と髪だけを清潔にしても、接触物がニオイ源ならまたニオイは付着する」ということ。
枕・帽子・ヘルメット・イヤーパッドなど、肌と髪に直接触れるアイテムのお手入れ頻度の質を上げることで、頭皮のニオイも改善します。とくに枕カバーの毎日交換はオススメです。
食生活・ストレス・ホルモン
前述したように、食生活も頭皮の皮脂分泌量に影響します。脂っこいものや甘いものが続くと、皮脂の分泌が増える上に酸化しやすい方向に傾きやすく、逆にタンパク質・ビタミンB群・亜鉛・食物繊維などの摂取が整うと、頭皮のべたつきやすさが落ち着く傾向にあります。
朝食を抜くと昼食時に血糖値が一気に上がりやすく、皮脂の過剰な分泌に繋がりがちです。朝食はヨーグルト+バナナで簡単で良いので食べるようにしましょう。昼食はしっかりと主食+魚or鶏、夕食には野菜たっぷりめに汁物を添えて主食を食べすぎないように気をつけます。
朝食を食べて、昼食と夕食を少し気をつけるだけで、皮脂の分泌が過剰になりにくくなるでしょう。
どうしても朝は苦手で朝食は無理!ということなら、手軽なプロテイン飲料を飲むのがおすすめです。ザバスのプロテインなら常温保存可能な紙パックタイプがあり、スーパーやドラッグストアのほか、ネットでも購入可能です。
ストレスはコルチゾールというストレスホルモンを分泌するため、頭皮の皮脂分泌も活発になってしまいます。睡眠不足は自律神経を乱れさせる原因となりやすく、寝不足の翌日は頭皮がベタつきやすいです。
良い睡眠を取るためには、入浴時には湯船に浸かり体をほぐし、寝室の照明は少し抑えめにし、就寝前にブルーライトを浴びないようにするなど、生活習慣に少し気をつけてみるのがオススメ。3~4日続けると、翌朝のスッキリ感が違ってくることを実感できます。
女性の場合は月経周期でも皮脂が変化します。黄体期は皮脂が増えやすく、いつもどおりのケアだと夕方の匂いが強まることも。
そんな時期だけ「脂っこい食べ物を控える」「整髪料を少量にする」「枕カバーを必ず毎日替える」など、短期的なチューニングを入れるのがベター。無理なく体調変化の波に合わせるのが、結果的に継続しやすいコツです。
サプリは万能ではなく、飲み過ぎないほうが良いものですが、足りない栄養を補ってくれる味方でもあります。
ビタミンB2・B6、亜鉛、オメガ3系(EPA/DHA)などは皮脂の質をサポートしてくれる成分ですので、食事で出来るだけ摂れるように気をつけて、忙しい日が続くときだけサプリメントでプラスするのがオススメです。
砂糖や果糖の入った甘い飲料やジュースをお茶や水に置き換えるだけでも、数日ほどで頭皮のベタつき感やニオイがやわらぐことも多いんですよ。
結論として、「毎日洗ってるのに頭が臭い」は外側のケアだけじゃなく、体の内側から調整することも大事なのです。ただ継続するためには完璧主義にならずに、朝食を足す、湯舟に浸かる、寝室を暗くする、などの小さな工夫からはじめましょう。
季節・運動・汗の質
夏は気温と湿度で汗の量が増え、皮脂との複合で頭皮のニオイを感じやすい季節。反対に冬は乾燥で頭皮のバリアが乱れ、フケやかゆみを伴うタイプのニオイが目立ちやすいです。
運動後の汗は一度しっかり流して、できれば軽く洗髪か、少なくとも予洗い+速乾を。汗が残ったまま時間が経つと、塩分や乳酸が酸化・分解して独特のニオイを発しやすいです。
運動後に帽子をかぶる場合は、吸汗速乾のインナーキャップを併用すると、帰宅までの“蒸れ時間”を短縮できるのでお試しを。
汗の質は“汗腺の鍛え具合”でも変わります。日常的に軽く汗をかいている人はサラッとした汗になりやすく、ニオイも穏やか。逆に汗をかかない生活を続けている人は、汗がベタつきやすく乾きにくいため、匂いが残りやすいです。
湯舟や軽い有酸素運動で“汗腺リセット”を週2〜3回入れると、汗をかきやすい体に変わっていきます。
部屋で簡単にできる有酸素運動は、踏み台昇降運動がオススメ。ほぼ音を立てずにできるので、マンションでも階下に響く心配がないですし、同居家族を起こしてしまう心配もありません。
私はリビングに置いて、テレビを見ながら数分くらい行っています。
踏み台昇降運動は、真夏でも真冬でも外に出かけることなく手軽に運動できる上、難しい振り付けがあるわけでもないので気軽にできますよ。
受診目安とセルフチェック
フケが大量、赤みや強いかゆみ、ジュクつき、しこりや円形の脱毛斑がある、こうしたサインがある場合は、自己判断でケアを続けずに皮膚科へ。脂漏性皮膚炎や接触皮膚炎、まれに真菌症など、専門治療が必要なケースがあります。
適切な外用薬や処方薬で、ずっと悩んでいたニオイが嘘みたいに静まることも。「これはただの頭皮のニオイではないのでは?」と思ったら、我慢しないで医療機関を受診してみるのが良いでしょう。
まとめ
結局のところ、「毎日洗ってるのに頭が臭い」は、適切なケアでコントロール可能なお悩みです。
自分の頭皮状態と生活習慣をチェックして原因を特定→該当するケアを行う→数日~1週間くらいの変化をチェックする、というサイクルで変化を実感できるはず。焦らずに、でも出来ることから試して、ケアを継続していきましょう。
ケアでまず試してみてほしいのはシャンプー&トリートメント。
洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮の負担となってしまって、かえって頭皮がにおう原因になってしまうことがあります。
オーガニックのさくらの森 ハーバニエンス シャンプー&コンディショナーなら、スッキリとした使い心地なのに保湿力もあって、頭皮のバランスを整えてくれます。
初めての方は返金返品保証付きなので、まずはお試ししてみてくださいね。
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