熱中症の症状が数時間後に出るの?その後の経過と後遺症は?

健康一般
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

これまで熱中症といえば、暑い野外や室内でスポーツや何かの作業をしている最中に起こるものだとばかり思っていた私。

でも実はその場で起こるばかりではなく、数時間後以降に熱中症を発症してしまうことがあるのを知っていますか?

先日、まさしくそのタイプの熱中症に我が家の子供達がなってしまったんです!

その経験をふまえて後になってから発症する熱中症についてまとめてみました。

熱中症の症状が数時間後に出るなんて知りませんでした

週末の3連休に炎天下の中、子どもたちにスポーツをさせてしまいました。

その結果、運動中は大丈夫だったものの、上の子は3連休の3日目の朝(つまり2日間運動をした後の翌日)、下の子は3日目の練習が終わった後の夜中から具合が悪くなってしまったんです

発症してしまった経過は次のようなものでした。

1日目は午後4時間ほど、2日目は午前2時間・午後4時間、3日目は午後5時間。いづれも最高気温が34度~35度の日でした。

小学校6年生の上の子は、3日目の朝からダルくてちょっと頭が痛いと言っていたのですが、解熱鎮痛剤を飲んで治ったと言って午後からの練習に参加。

結局具合が悪くなり、16時ころに帰ってきました。頭が痛くて気持ち悪いと言い、熱を測ると38.8度。体全体が暑くなっていました。

一方、小学校3年生の下の子は、帰ってきた時は元気でお風呂も普通に入って、夕食もモリモリ食べてから就寝。

ところが夜中2時ころになって寝ぐずりだし、朝起きてから熱を測ってみると38.2度。頭は痛くないとはいうものの、あまり食欲はなくてゼリーを食べてスポーツドリンクを飲む程度。

正直この時点では、二人同時に何かのウィルスに感染して風邪をひいたと思っていたんです。

でも小児科を受診したところ、3連休中の経過と症状から熱中症との診断。

運動中に起こるよりもむしろ家に帰ってきてから数時間後になってから熱中症の症状が出ることのほうが多いです、と医師から言われて驚きました。

運動が原因の熱中症は、運動している最中に起こるものというイメージがあったんです。

 

その後の熱中症の症状の経過

受診した際の尿検査の結果で、脱水症状は二人ともなく、上の子は血液検査もしましたが重篤な病気が隠れているほどの数値ではないとのこと。

ただ上の子はこのとき喉が少し痛いと言い始めていて、風邪っぽい症状もありました。

本来熱中症ならば飲むとかえって危険なため解熱鎮痛剤は処方されないものだそうですが、アセトアミノフェンのカロナールが出たのはこの風邪症状もあったからのようです。

夜中に39.0度の発熱でしんどそうだったのでこのカロナールを服用したところ、38度2分まで解熱。

いまいち熱の下がり方が悪かったのは、熱中症で熱が上がっているぶんには効果が無いからということなのでしょう。

下の子は38.4度が最高で発熱は上の子ほどではありませんでしたが、夜になって頭が痛くなってきて辛いということでやはりカロナールを服用。翌朝には平熱になりました。

ところが上の子は朝になると喉が激痛!というので再受診。

手のひらにポツポツと発疹らしきものもあり、喉の赤みもひどいことから手足口病と診断されました。

いま流行っているので、熱中症で体力が落ちていたために発症してしまったのだろうとのことです。

 

熱中症の症状に後遺症の心配はあるの?

熱中症で亡くなる人がいるくらいですから、重症の場合は当然後遺症が残ってしまう場合もあるのだろうとは思っていました。

実際に重度の熱中症にかかってしまった場合は、死亡は免れたものの脳の中枢神経系に深刻なダメージを受けて、治ることのない後遺症が残ってしまうことがあります。

ただ意外にも、軽度・中度の熱中症でも後遺症がしばらくのあいだ残ってしまうことがあるんです!

長い人では、熱中症が治った後2週間~1ヶ月ほど頭痛・体のだるさ・食欲減退・筋肉痛などの症状が続いてしまう場合もあるほど。

また熱中症によって乱れた自律神経の調整機能は、熱中症の諸症状がいちど消えてもすぐに元には戻りません。そのためまた同じような環境下で活動した場合、まだ体温調節機能が正常に戻っていない状態だと熱中症になりやすいわけです。

インフルエンザなど体に負担のかかる病気になった後は、なかなか体調が戻らないことがありますよね?

熱中症にかかってしまった場合もそれと同じで、熱中症の諸症状が消えたからといってスグに体調が元に戻るわけではありません。

「もう大丈夫!」と思っても、まずは軽く活動することからはじめて体を徐々に慣らしていくようにしましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました