インフルエンザの予防接種は、子供の場合だと2回目の接種が必要だとされています。でも体調が悪かったりして、予定通りに2回目を受けられない場合もありますよね。
果たして本当に1回だけの接種ではだめなのでしょうか?
インフルエンザの予防接種が子供には二回目も必要な理由
それは子供の場合は一回だけの接種では免疫がつきにくいから。
大人の場合は、すでに成長過程で自分自身がインフルエンザにかかった経験があったり、インフルエンザ罹患者から感染を受けていたりという経験があります。だから1回でも免疫がつきやすいのです。
大人の場合は1回のインフルエンザの予防接種で70%~80%の抗体がつきますが、子供の場合は1回だけだと50%くらいというデータがあります。
インフルエンザの予防接種を子供でも1回で済ませてはダメ?
1回でも効果がないわけではないので接種しないよりよいですが、だいたいの医師は2回目の接種も勧めます。
ただ接種後の副作用(副反応)がひどい場合は、それでもインフルエンザに罹患した時のことを考えるとメリットのほうが多いので接種したほうが良いという医師と、接種後に二の腕ごと腫れ上がるくらいになるなら2回目はしなくて良いのでは?とアドバイスする医師もいます。
また医師によっては、接種部位の腫れくらいなら2回目の接種を勧めるけれど、1回目の接種後の副反応で発熱があったら、2回目の接種は勧めないという医師もいます。
接種医と相談のうえ、最終的には保護者の決断です。
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