ロタウィルスのワクチンで感染性胃腸炎を予防!

子供の健康
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rota

ロタウィルスのワクチンが承認されて、昨年の冬から任意での接種が可能になっています。

 

 

ロタウィルスとは?

感染性胃腸炎のひとつで、生後6ヶ月~2歳ごろまでの乳幼児が罹りやすい病気。
米のとぎ汁のような白い下痢便が特徴で、嘔吐・下痢の症状のほかに発熱を伴うことも多く、ノロウィルスよりも重症化しやすいのが特徴。

日本では、年間約120万人が発症して、そのうち約8万人がロタウィルス感染症で治療を受けているというデータがあります。
嘔吐と下痢のために脱水症状を起こすことがあり、まれに脳症などの合併症で後遺症を残すこともあるそうです。

ロタウィルスのワクチンの値段と効果

先進国では公費の予防接種とされている国が多いロタウィルスのワクチン。
日本でも昨年の冬からようやく承認されて接種できるようになりました。

ただ2012年6月現在、ロタウィルスのワクチンは“定期接種化に向けて評価検討中”という段階です。定期接種になるのは、早くても2014年度以降なのかな・・・というかんじです。

ロタウィルスワクチンの同時接種↓

宮城県仙台市のかわむらこどもクリニックでのワクチン同時接種の模様

自費で接種ということになりますが、助成制度を設けている自治体も出てきていて、私の住んでいる自治体でも1回の接種につき7,500円を2回まで助成することが発表されました。

とはいえロタウィルスのワクチンは、1回13,000~15,000円くらいします。
注射でするタイプは2回、飲むタイプは3回の接種が必要ですので、助成があっても15,000円以上の自己負担があるということですよね。

飲むタイプのロタウィルスのワクチンのほうが、いくつもあるロタウィルスの型を多くカバーしているということで推奨するお医者さんもいる一方、嘔吐でワクチンが無駄になってしまうこともあるので注射するタイプのワクチンをすすめるお医者さんもいます。

またロタウィルスは脱水にさえ気をつければ、現在の日本の医療水準で命にかかわる事態になることは少ないという考えから本当に必要なワクチンなのか?という考えを持っているお医者さんがいることも事実です。

ロタウィルスのワクチン接種を推奨するお医者さんのサイト↓
小泉重田小児科トップ>予防接種>ワクチン一覧>ロタウイルスワクチン

ロタウィルスのワクチン接種にちょっと懐疑的なお医者さんのサイト↓
ブログ・パパは小児科医。>>ロタウイルスの予防接種(ロタリックス)。

私の個人的な感想

我が家の上の子は、生後半年ころと1歳半頃の冬にロタウィルス(であろう)に2回かかりました。
吐くとその吐いたという事実にショックを受ける繊細?な神経の子供だったこともあり、脱水症状をおこして2回とも点滴を受けるハメになってしまいました(T_T)

この経験から、もしロタウィルスのワクチンがあったら絶対に受けさせたかった!と思っています。
下の子の時も日本ではまだ承認されておらず、でも諸外国では定期接種として行われているという情報は知っていたので残念に思っていました。

お医者さんいわく“脱水症状に気をつければ”と言いますが、素人にはこの脱水の判断が結構難しいのでは?と思います。

我が子の場合、1回目の時は夜中に脱水気味になっていることに気がついて救急病院へ連れて行って事なきを得ましたが、夫は「まだ脱水ってほどじゃないんじゃないの?」とこの時の様子を見て思ったそうです。でも診察を受けたら、すぐに点滴しましょうということになりました。

2回目のときは、わたしもまさか点滴まではなるとは思っていたなかったくらいでした。でもお医者さんの判断は点滴が必要とのこと。脱水時は針をさしにくいと聞いたことがありましたが、この時も脱水のために血管がしぼんで?いて、かなり針をいれにくかったそうです。

たしかに命にすぐにかかわる髄膜炎とは違うので、ヒブや肺炎球菌のワクチンよりも必要性は下がると思います。
ただ我が子がロタウィルスに罹った時のことを考えると、もっと早く日本で導入されていれば接種したのになぁという感想です。

ロタウィルスのワクチンは、

ロタリックスが生後24週まで(1回目を遅くとも生後20週までに接種する必要アリ)、
ロタテックは生後32週まで(遅くとも生後24週までに1回目を接種しておく必要アリ)

という具合に接種を受けられる期間が短いです。
もし接種をする希望があるのなら、早めに動いてスケジュールをたてる必要があります。

お住まいの自治体に助成制度があるか、かかりつけ医で扱っているかなどを確認してスムースに接種ができるように考えておいたほうがよいでしょう。

その他の参考になったサイト

それぞれのワクチンについての考え方と予防接種のスケジュールの組み方を説明してあります↓
あぶみクリニック>ワクチン・予防接種

他のワクチンと比較してロタリックスを説明してあります↓
六号通り診療所所長のブログ>ロタウイルスワクチン「ロタリックス」の話

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